1950-03-02 第7回国会 衆議院 法務委員会 第11号
もつとも先般猪俣議員から佐藤昇事件の係檢事を数たびかえた疑いがあるということでありましたが、今日の刑政長官のお答えによりますと、さような事実はまつたくないのであります。しかも特別捜査係が責任を負うて、その部において始終一貫して調べられたということは明瞭なのであります。従つてここに檢察行政に関する疑いはないのであります。
もつとも先般猪俣議員から佐藤昇事件の係檢事を数たびかえた疑いがあるということでありましたが、今日の刑政長官のお答えによりますと、さような事実はまつたくないのであります。しかも特別捜査係が責任を負うて、その部において始終一貫して調べられたということは明瞭なのであります。従つてここに檢察行政に関する疑いはないのであります。
○中舘參考人 先刻委員の方から下山事件について、檢察廳より警視廳に何か意見を徴されたことはなかつたかという御質問があつたのですが、それに対しましては私はないとお答えいたしましたが、それは私の記憶の誤りでありまして、下山事件の係檢事布施氏及び警視廳の塚本鑑識課長が、三鷹事件の死体の解剖のことについて私にお尋ねがあつたことがありますから、それをつけ加えておきます。
○富田證人 これは、私は昭和二十年の暮から労働係檢事を担当しておりまして、経済事件は兼務という形になつておりましたが、主として労働事件ばかりをやつておりまして、経済事件は係の事務官に配付してやらしておりました。そうしてこの明治商会の事件は宇田川事務官に行つておつたと記憶します。
だれ彼となく來て飲んでいるから、明治商会の係檢事の人も來ておるのだろう。それは調べればわかるけれども、まずそこは私の方から後藤さんにうまく話す。とにかく後藤さんの方へまわしておけば、後藤さんがうまくやつてくれるというので、渡しました。
第二項但書の点につきましては、かかる虞れのないように十分指導監督を與える所存であり、労働省におきましては、全國六ヶ所のブロツクごとに、都道府縣知事、労働部長並びに労働委員その他労働関係の人々を集め、本條の運用についての趣旨の徹底を図るつもりであり、又法務当局におきましても、近く全國の檢察事務当局の労働係檢事等の会同を催し、同樣趣旨の徹底を図り、その運用に万一の誤まりなきを期する旨の答弁がございました
小菅はこの処分に不服、昭和二十二年一月上旬水戸地裁檢事局へ控縛したが、大久保係檢事は証人の呼出しを求めず、原処分相当の裁断を下した。小菅忠義はざらに昭二十二年八月九日東京高檢に控告した。高檢より係大月和夫檢事が現地調査に水海道警察署へ來た。このとき野本荒三郎は調室内で、ピース一個に金百円を添え、同署司法主任を経て、手渡しで大月檢事にこれを渡した。
○説明員(神山欣治君) この檢察の面につきましては、昨日も高橋檢務局長が、逆用の面について遺憾のないようにやつて行くということは、從來の方針でありますると同時に、今後もこの但書が付くことによつて、或いは懸念されるようなことのないように特に注意をして参る、その一例といたしまして本月の末に、全國から招集いたしまする労働係檢事会同においても、特に檢務局長から特にその点について嚴重に指示するということを昨日明言
そこで今月末全國の労働係檢事をすでに招集しておりまして、衆議院でも申上げたのでありますが、このような國会の審議の経過なんかも十分にそれらに傳えまして、今後の運用に氣を付けたいというふうに考えておるのであります。又現に法務庁としては労働関係におきましては、現地の可成り細かい事件に至るまで常に報告を取りまして、種々あらゆる機会にこれを檢討いたしておるのであります。
從つてこれは決して実際の数字は分りませんが、これから統計的な数字を申上げますと、昨年は例の政令二百一号違反、あれがありまして、あれを労働係檢事が取扱いまして、一応労働事件の統計に入れておりますので、総数から言いますと昨年は殖えております。
この被疑事件の取調べ中に、木船事務官が手記を係檢事に提出いたしまして、自分ばかりが悪いことをしているのではない、自分以外に檢察官が一名と事務官が十七名、この十八名の者も同様なる事実があるのだから、自分のみでなく、これらの人も取調べをしてくれと訴えた事実なのであります。
○委員長(伊藤修君) 何かこの事件について、北島があなたなり、檢事なりに相当頼んで來て、係檢事と御意見が違つたのじやないのですか。
○委員長(伊藤修君) これも係檢事はもつと重い、まあ求刑としては重かつたらしいのですけれども、あなたはそいつを安くしろ、しかも振合を……。
それは事件の内容は非常に悪質のものであつて、係檢事の山本檢事は絶対保釈の同意の意見は付けられないと言つたに拘らず、あなたは北島から依頼されて、保釈許可を相当と認めるという意見を、係檢事の反対に拘わらず付するように御命令になつたそうですね。
五、又松下は電工の係檢事の伊尾檢事、出射部長、櫻井檢事等を二、三回熱海に案内して、飯を食わせたと話したことがあります。そのときは松下本人も同行したような口振りでした。私としては、関係檢事をこの事件で御馳走して了解を求めたと受取つておるのですが、その結果、どういう話であつたか聞いておりません。 六、私は昭和電工の新聞記事で、河井檢事の名前を知りました。
そういうことを恐らく係檢事も苦心しておられると思います。これでは檢察陣はよくならない。今ボスという言葉がありますが、ここにも亦ボスあるかなと思いました。
○委員長(伊藤修君) 要するに、そういう國家的の見地から、肥料の重要性というものを十分係檢事若しくは檢察関係の人に吹込むということが大きな目的だつたのですね。
それはいいか惡いか別問題といたしまして、そういうやり方ですね、殊にそれが最初逮捕して來て、最初の調べをするときに、まあ係檢事の人が、お前をこれから料理つてやるから‥‥何から料理つてやろうかというような言葉から思い合せますと、何か意趣があつてその事件というものが進行されたようにも考えられますがね。
○委員長(伊藤修君) あなたを逮捕した檢事ですね、係檢事の、菅原さんですか、それが酒に醉つぱらつてあなたの拘置されておるところへ來て、いろいろ啖呵を切つたということはありますか。
鬼丸 義齊君 岡部 常君 委員 齋 武雄君 遠山 丙市君 深川タマヱ君 松村眞一郎君 星野 芳樹君 証人 甲府地方檢察廳 檢事正 池田 九郎君 甲府地方檢察廳 次席檢事 池田 貞二君 甲府地方檢察廳 経済係檢事
して檢察当局の方では不当にも、警察官が立会いの上で夜を徹して交渉するということはどうかと思いますけれども、警察官立会いの上で秩序正しく地主と折衝したにもかかわらず、農民組合の指導者を住居侵入暴力行為として起訴し、これに対して一審の判決はきわめて不当なもので、現にその判決が決定いたしましたために、これは現に控訴審で爭つておる問題でございますが、われわれの調べたところによりますと、たまたま土浦檢察廳の係檢事
お話の中に、思想係檢事であつたものを、まだ使つておりはせぬか、というお言葉がございましたが、思想係檢事でありまして、追放さるべきものは、全部追放しておりまして、今残つておりますものは、追放に当らないもののみでございます。 また、福島の事件であるとか秋田の事件等につきましてお話がございましたが、まことに遺憾に存じております。
それは木内檢事正にも当時申上げましたが、これは極めて簡單な事件であつて、何もあなたの手許に直接渡す必要もない問題ではありまするが、ただ証拠書類が付いておりまするので、途中で粉失するとか、何とかいうようなことになると困るから、直接実は持つて参りましたと、それで若しお調べの必要があれば、高知縣からわざわざ來るということも困りますから、今直ぐお調べを願えませんかという話をしましたら、いやそれはまだ係檢事も
そのためにそれより以前に大阪の審判所の理事官が岡山の地方裁判所に参りまして、再三係檢事に対して、これは審判を先行するから、あなたの方は待つて呉れ、議会の答弁、それからそれまでの経緯、司法省民事局から出ております通牒等の説明をいたしまして、審判は飽くまで先行しなければならないからそういう工合にして呉れといつて申入れたのでございます。
それから経済係檢事の数でありますが、これは経済係檢事として置いてありますのは、全國で七十名でございます。この七十名の経済係檢事が、只今申上げました六十万七千四百二十二名を処理いたしますと、これは一人で一ヶ年に八千六百七十七名を処理しなければならないことになるのであります。